マラソンのような我慢の石鯛釣り | 海を見ると魚釣りをしたくなりませんか?

マラソンのような我慢の石鯛釣り

石鯛釣りは磯釣りのロマンです。磯釣り師憧れの釣りです。グレ釣りをする人の多くが春から秋は石鯛を釣ろうとしてチャレンジしますが大半の人がヤメてしまいます。

理由は簡単です。釣れないからです。私も実際1993年まで約10年やり続けました。はじめた時は目標があり60cmオーバーを釣ることですがあわよくば70cmオーバーです。

やってみると釣れません。初めて釣ったのが2年目の秋でした。それも45cmほど。嬉しかったです。その翌年も45cmくらいを1匹釣りました。3年目からはコンスタントに5~6匹は

釣るようになりました。しかし考えてみれば1シーズン4月~11月を通ってこの釣果です。とにかく苦しい釣りです。こちらから仕掛ける釣りではなく、待ちの釣りです。

一日エサも取られないとか、逆に数秒でエサがエサ取りにとられるとかが多くあります。釣りに行っていない日も石鯛釣りで悩んだりします。普段釣りに行く前の日は子供の遠足気分で

ウキウキ状態ですが、石鯛釣りは慣れてくると逆に「明日は釣れるだろうか?やっぱり行くのヤメようか?」なんて考えたりもします。実際私は目標の60cmオーバーを釣るまでヤメない

つもりでした。自宅から3時間かけて釣りに行ってボーズで帰る日々が続いていました。もうほとほと疲れたとき、ふと思い出しました。石鯛釣りを始めたころによく通っていた自宅から

1時間ほどで行ける釣り場です。あまり大物は期待できないが初めて釣った石鯛もこの場所で時期も同じ11月でした。早速船頭さんに予約し、夜明け前に到着しました。

最近石鯛は連れないので、石鯛釣りは私一人でした。それで船頭さんは一番いいポイントへ上げてくれました。この近場にしては珍しい早い潮が流れていました。

当たりも無いまま午後2時を迎えました。終了時間は4時ですのであと2時間です。その時早い潮がすこし緩み始めました。仕掛けが安定し始めた頃初めての当たりです。

待っていると竿に乗ってきました。無我夢中であおり巻き上げました。オスの55cmです。自身の記録更新です。嬉しかったです。気楽に仕掛けを再び投入するとまた当たりです。

手持ちに変えて送っているとグーンと重量感のある重みが来ました。強引にあわせます。竿が突っ込みます。耐えて耐えてひこずり上げるとメスの63cmです。

大物狙いに行っていた場所で釣れなくて、気分転換で行った場所で目標を超えました。

釣りは遊びです。遊びで悩んでは釣れません。釣りはやっぱり気楽にやるものだということがわかった日でした。

これで目標を達成した私は苦しむ石鯛釣りから足を洗いました。

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